投資ニュース

ソーシャルレンディングのリスクが顕在化!顔の見える投資の徹底を!

ソーシャルレンディングから顔の見える投資へ

  • ソーシャルレンディングは貸付型のクラウドファンディング
  • リターンが高いがリスクも高いため運営会社に注意
  • より安全な投資を志すならファンド型のクラウドファンディングがおすすめ

「怪しい」と評判のソーシャルレンディング。

業界最大手であるmaneoに対する11億円もの損害賠償問題を皮切りに

「そもそもどんな仕組みなのか?」

「なぜ多くの投資家がお金を出資するのか?」

「危ないなら他にどんなサービスがおすすめなのか?」

といった気になるポイントをまとめてご紹介!

胸を張ってソーシャルレンディングとは?を説明できるようになりましょう!

https://availability89.com/investment-news/oyo-japan-arrival/

ソーシャルレンディングのリスクが顕在化!最大手のmaneoに11億円の損害賠償

ネットで高めの利回りをPRして事業資金を募るソーシャルレンディングで最大手の「maneoマーケット」(マネオ、東京)などを相手どり、個人投資家57人が計約11億円の損害賠償を求める集団訴訟を8日にも東京地裁に起こす。ウソの説明で投資を勧誘され、損害が出たとしている。原告代理人の鈴木英司弁護士によると、ソーシャルレンディング業者への賠償請求訴訟では過去最大。
-2019年3月7日掲載の朝日新聞DIGITALより引用

ソーシャルレンディング最大手と呼び声高いmaneo(マネオ)への損害賠償を求める訴訟が提起されました。虚偽の説明で投資家から集めた資金を流用したとして全国に散る57名の投資家が声を上げた様子です。

「投資は自己責任」とはよく聞きますが、11億円の損害賠償を求めるとなると、ひとり当たりの請求金額は平均して約2,000万円。運営会社に責任転嫁せずにはいられない金額であることが分かります。

さて、ソーシャルレンディングがいかにも「怪しい」「リスクが高そうだ」といった側面は見えてきましたが、なぜ熟練の投資家たちがそれほどまでに資金を費やしてしまったのでしょうか?

なおころ
なおころ
次章以降ではソーシャルレンディングの基本と特徴をまとめてご紹介!

ソーシャルレンディングとはクラウドファンディングの1種である

なおころ
なおころ
個人や企業のプロジェクトでの活用を前提に、インターネット上でお金を集める手法を包括的にクラウドファンディングと呼び、ソーシャルレンディングはその中の貸付型に該当します!
種類内容投資家への
リターン
法規制具体的な
サービス
貸付型集めた資金を事業者に
貸し付ける形で提供
金銭 (利子)・賃金業
・金融商品取引法
maneo
オーナーズブック
SBIソーシャルレンディング
ファンド型現物不動産など特定の事業
(ファンド)に対する出資
金銭 (配当金・売却益)・不動産特定共同事業法
・金融商品取引法
CREAL
FANTAS
Funds
購入型アーティストへの支援金、
映画製作・ツール開発などの
資金調達
モノやサービスなど
金銭以外
CAMPFIRE
寄付型慈善活動の資金や
社会的意義のある
プロジェクトへの出資
なし

4つに分類されるクラウドファンディングの見極めは、そのリターンで判別するのが簡単です。

投資の見返りとなるリターンが設定されてない場合は「寄付型」、モノやサービスの場合は「購入型」。そして金銭的なリターンがある場合は「貸付型」もしくは「ファンド型」に分類されます。

話題のソーシャルレンディングは貸付型の別名であり、非常に厄介な点として頻繁にファンド型と混同されることが挙げられます。よって次章では「貸付型」と「ファンド型」の2つに絞って詳しくご紹介!

なおころ
なおころ
熟練の投資家たちがなぜ「貸付型」に多くの資金を投じてしまうのか紐解いていきましょう!
スクリーンショット-2019-02-08-14.13.44
【CAMPFIRE Owners】融資型クラウドファンディング市場に巨大勢力が出現!2019年2月時点で累計101億円を調達。購入型クラウドファンディングの代表格『CAMPFIRE』が、満を持して融資型への参戦を表明しました。サービス名は『CAMPFIRE Owners』。2019年春リリース予定です。...

ソーシャルレンディングは貸付型のクラウドファンディング

貸付型
(ソーシャルレンディング)
ファンド型
内容集めた資金を事業者に
貸し付ける形で提供
現物不動産など特定の事業
(ファンド)に対する出資
投資家への
リターン
金銭 (利子)金銭 (配当金・売却益) 
法規制・賃金業
・金融商品取引法
・不動産特定共同事業法
・金融商品取引法 
資金使徒自由特定の不動産の
取得・運用など
投資対象不明特定の不動産など
期待利回り4.5〜10%約4.0%
情報開示量非常に少ない多い
具体的な
サービス
maneo
オーナーズブック
SBIソーシャルレンディング
CREAL
FANTAS
Funds

ようやく謎が解明されましたね!多くの投資家がソーシャルレンディングの虜となってしまう理由、それは4%〜10%に迫るほどの圧倒的な期待利回りにありました。投資先について提供される情報が少ないものの、魅惑的な利回りに唆されて一歩を踏み出してしまったのでしょう。

誤解を恐れず言えば

「どこに投資するか分からないし」

「どんな方法でお金を使うかも分からなけど」

「高い利回りを約束するから出資してほしい」

といった運営会社の宣伝文句に乗ってしまった形です。本件のmaneo損害賠償事件に発展した「架空の投資先」もでっち上げやすいことは自明ですね。

もう二度と、納得のいかない形で貴重な資金を失わないためにも貸付型からファンド型への資金移行はいかがでしょうか?

なおころ
なおころ
次章では貸付型(ソーシャルレンディング)と混同されがちなファンド型についてご紹介!

ソーシャルレンディングよりもリスクの低い顔の見える投資を!

貸付型
(ソーシャルレンディング)
ファンド型
内容集めた資金を事業者に
貸し付ける形で提供
現物不動産など特定の事業
(ファンド)に対する出資
投資家への
リターン
金銭 (利子)金銭 (配当金・売却益) 
法規制・賃金業
・金融商品取引法
・不動産特定共同事業法
・金融商品取引法 
資金使徒自由特定の不動産の
取得・運用など
投資対象不明特定の不動産など
期待利回り4.5〜10%約4.0%
情報開示量非常に少ない多い
具体的な
サービス
maneo
オーナーズブック
SBIソーシャルレンディング
CREAL
FANTAS
Funds

貸付型の情報開示量不足を補う形で台頭してきたのがクラウドファンディングのファンド型です。不動産型のファンドであれば、投資先の物件は住所レベルでの開示は当たり前。集めた資金の使い方も明確で、「架空の物件に投資していた」なんてことは発生しない仕組みです!

貸付型と呼ばれるソーシャルレンディングと比較すると、多少は期待利回りが低いのが気になるところではありますが、大手銀行の利回りが0.001%であると考えると年間4%の利回りは実に4,000倍。ほったらかしで安定的に運用してくれるなら見逃せる数字ではありません。

具体的なサービスとして人気が高いのはCREALFANTASFundsの3つ。

不動産クラウドファンディングの代名詞であるCREALは動画をフル活用した物件の情報量が圧巻の一言。投資先には保育園やホテルなど共同運営物件もラインナップされ、詐欺や隠蔽リスクを限りなく低く抑えた事業形態が安心です。

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FANTASも不動産を対象にしたクラウドファンディングを展開中。こちらはマンション・アパートと合わせて空き家再生プロジェクトが特徴的。運用期間も短く、利回りも8%台とソーシャルレンディングに負けず劣らずの高リターンも嬉しいですね。

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2019年1月にスタートしたFunds(ファンズ)は一段とリスクを抑えたスキーム設計。Fundsとその運営会社であるクラウドポートはあくまで資金の収集に集中し、ファンドの運営や管理は信頼の厚い上場企業や有望なベンチャー企業が行います。それぞれの役割分担が明確かつ、お互いの監視体制も整っておりリスクの低さが際立ちますね。

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ソーシャルレンディングへの投資はやめるべきか?リスクは?

Q. ソーシャルレンディングはやめるべきか?

A. 信頼できる運営会社への投資に止めるべき

本件のmaneo騒動などから、ソーシャルレンディングのリスク(貸し倒れ・架空の投資)はかなり顕在化してきたでしょう。新たな受け皿となるファンド型への投資も魅力的である一方、ソーシャルレンディングへの投資をすべてやめるべきか?と聞かれればば答えはNo。

個人的には上場企業が運営するソーシャルレンディングへの投資は十分にアリだと考えます。例えばオーナーズブックを運営するロードスターキャピタルはマザーズ上場企業。2014年にサービスをスタートして以来、一度も元本割れが発生していません!

さらに上場企業となると、事業の失敗や投資家の期待を裏切ることでの株価急落リスクを常に抱え込んでいます。

2019年3月時点でロードスターキャピタルの株価は880円前後。仮にmaneoと同様の問題が発覚し、株価がストップ安の730円まで落ち込めば、時価総額にして約31億円の損失になります。

国内外の投資家達によって、厳重な監視下におかれる上場企業なら安易な隠蔽工作は難しいでしょう。ソーシャルレンディングへの投資を検討中の方は「そのサービスの運営会社が上場しているか?」の確認をお願いいたします!

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ソーシャルレンディングのリスクを認識した上で顔の見える投資へ

ソーシャルレンディングから顔の見える投資へ

  • ソーシャルレンディングは貸付型のクラウドファンディング
  • リターンが高いがリスクも高いため運営会社に注意
  • より安全な投資を志すならファンド型のクラウドファンディングがおすすめ

迷える投資家達たちは投資先の情報や資金使徒が明確なファンド型クラウドファンディングへの出資を徹底すべきです。架空の投資に騙されて泣き寝入りするのはそろそろ終わりに致しましょう!

 

 

それではまた、株式市場でお会いしましょう。
すべての投資家達へ。なおころより。

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