【大手ゼネコン4社比較:投資するなら大成建設】
☑️大成建設 84/100:営業CFマージン比率に強み。キャッシュの巡りが順調
☑️大林組 74/100:売上高成長率トップ
☑️清水建設 76/100:売上高に課題
☑️鹿島建設 81/100:ROEが順調。利益率も高い
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— なおころ@ゆるふわ投資ブロガー (@Naokoro_) 2018年12月4日
大手ゼネコン4社を徹底的に財務分析。
過去3年分の決算書を読み解いた結果、
就職・投資すべき企業はいったいどれ?
本記事の結論:就職・投資すべきゼネコンランキング1位は大成建設
Contents
【ゼネコンランキング】1位は大成建設
栄えあるゼネコンランキング1位は新海誠cmで有名な大成建設。
安全性、成長性、収益性、割安性とスキがありません。
ミックス係数も10倍台と株価もかなり割安感が漂います。
【ゼネコンランキング】2位は鹿島建設
ランキング2位は鹿島建設!
企業の本質的な稼ぐ力を示すROEが約19%とかなり高いのが好印象。
大成建設にトップを譲ったものの、就職・投資先としてかなり有望な企業と言えるでしょう。
【ゼネコンランキング】3位は清水建設
売上高がマイナス成長の清水建設が3位にランクイン。
2016年を境に売上高は右肩下がり。利益率も下降傾向、自己資本比率が30%前後と財務の安全性が高いわけではないため将来性に不安ありです。
【ゼネコンランキング】4位は大林組
惜しくもランキング下位に沈んでしまったのは大林組。
営業CFはマイナス成長。キャシュ状況はよくないことが予想されます。合わせて流動比率など手元の財務安全性を示す指標も決して高くはありません。就職・投資をされる際は少しリスクが高いでしょう。
【ゼネコンランキング】共通点
【大手ゼネコンの特徴】
☑️自己資本比率は20〜40%程度。ちょっと低い印象
☑️売上高の伸びが鈍い一方で利益の成長率が高い
☑️ROEは10%以上が普通
☑️とにかく株価が割安
タレまゆさん(@taremayu_sue)すてきな調査対象を共有いただきありがとうございました!竹中工務店は非上場で分析できず😇 pic.twitter.com/WAxQMxGCKE
— なおころ@ゆるふわ投資ブロガー (@Naokoro_) 2018年12月4日
大手ゼネコンの共通点
- 低い自己資本比率(20〜40%)
- 売上高成長率は低く、利益の成長率は高い
- ROEは平均的に10%以上
- 株価の割安感が強い
ランキング上位から下位に至るまで、ゼネコンの共通点は上記の通り。特に株価の割安感が強く、投資先としては将来的な値上がりも十分狙える企業ばかり。
ビジネス内容も複数年かけて建設するタイプで底堅く、大崩れは少ないでしょう。
【ゼネコンランキング】まとめ
就職・投資すべきゼネコンランキング1位は大成建設
ゼネコン業界へ就職、投資するなら大成建設がおすすめです。
ただ、本記事での分析は直近3年間の決算書に基づいた財務状況の調査結果に過ぎません。実際に投資される場合はチャートの分析や経済状況の確認もお忘れなく。
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それではまた、株式市場でお会いしましょう。
すべての投資家達へ。なおころより。