【損益計算書の5つの利益💡】
❶ 売上総利益 = 売上高 – 売上原価
❷ 営業利益 = 売上総利益 – 販管費
❸ 経常利益 = 営業利益 + 営業外収益 – 営業外費用
❹ 税引前当期純利益 = 経常利益 + 特別利益 – 特別損失
❺ 当期純利益 = 税引前当期純利益 – 法人税
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— なおころ@ゆるふわ投資ブロガー (@Naokoro_) 2018年10月5日
財務諸表が1つ損益計算書(PL)をさらに詳しく解説。
『企業の稼ぐ力』を見極めたい方に向けた3分ばかりで読了できる記事です。

損益計算書(PL)の復習

まずは軽く損益計算書の復習を!
損益計算書(PL)まとめ
- 企業の売上、費用、利益をまとめた書類
- 企業の収益性(稼ぐ力)を評価できる
企業の収益力を計測するにはこの上ない書類。
どんな費用がかかったのか、
利益がどれくらい残ったのかを一目で確認することができます!

損益計算書の5つの利益
全ての利益は売上高から何らかの費用を差し引いたもの。
ゆっくり考えれば簡単ですよ!
損益計算書の5つの利益
- 売上総利益 = 売上高 – 売上原価
- 営業利益 = 売上総利益 – 販管費
- 経常利益 = 営業利益 + 営業外収益 – 営業外費用
- 税引前当期純利益 = 経常利益 + 特別利益 – 特別損失
- 当期純利益 = 税引前当期純利益 – 法人税
企業の総売上高から材料費など原価を差し引けば売上総利益。
さらに広告宣伝費や人件費などの販管費を差し引けば営業利益。
運用による儲けや借金の支払いなど営業外の損益を足し合わせれば経常利益。
地震など特別な事象による損益を組み込めば税引前当期純利益。
そして法人税を差し引けば当期純利益です。
営業利益と当期純利益がポイント
- 営業利益:企業の事業から得られた利益
- 当期純利益:最後に手元に残った自由に使える利益
特に注意したいのは営業利益と当期純利益の2つ。
営業利益は本業で稼いだ利益
営業利益は売上高から売上原価(材料など)と販管費(広告費や人件費など)を差し引いた利益。
つまり本業で利益が稼げているかを判断するのに最適な指標です。
当期純利益は最終的に手元に残った利益
一方の当期純利益はすべての費用を差し引いて最後に残った利益。
ぼくたち投資家に支払う配当や、将来的な投資の源泉となります。
3〜5年間など、両方の利益の推移を確認すると
企業の稼ぐ力が見えてくるでしょう!

損益計算書(PL)の5つの利益まとめ
- 損益計算書には5つの利益が存在する
- 営業利益と当期純利益に注意
1年単位で利益が大きく上下する業界や企業も多いもの。
稼ぐ力を評価する際は3〜5年分の推移を確認してから判断しましょう!
それではまた、株式市場でお会いしましょう。
すべての投資家達へ。なおころより。
