【#テクニカル指標図解シリーズ:移動平均線】
☑️一定期間の株価の平均値を折れ線グラフにしたもの
☑️5日、25日、75日で平均を取ることが多い
☑️例えば5日移動平均線は、当日を含めた過去5日間の株価の終値の平均値をグラフ化したもの
☑️平均日数が長くなるほどグラフは緩やかになる pic.twitter.com/kJG3qAuZPp
— なおころ@ゆるふわ投資ブロガー (@Naokoro_) 2018年11月3日
株式の売買タイミングを見極めるテクニカル分析。
数ある指標の中で最も人気の高いとされる『移動平均線』を分かりやすく解説します。
テクニカル指標における基礎『ローソク足』が読める方なら問題なく理解できるはず。
この機会に株価のトレンドをつかめるようになりましょう!
【チャート分析】移動平均線は株価平均値の折れ線グラフ
- 移動平均線とは:一定期間の株価の終値の平均値を折れ線グラフにしたもの
- 移動平均線の定義:X日の移動平均線 = 過去X日間の株価の終値の合計 ÷ X
テクニカル分析の基礎であり極意と名高い移動平均線。
算出方法は、毎日の株価の終値を単純平均するだけ!簡単ですね。
また、投資家が好んで使うのは5日、25日、75日の移動平均線です。
例えば5日移動平均線は当日を含めた過去5日間の株価の終値を平均した折れ線グラフ。
【チャート分析】移動平均線でチェックすべき2つのポイント
移動平均線でチェックすべき2つのポイント
- 株価のトレンドは?:ローソク足は移動平均線の上にある?下にある?
- トレンドの強さは?:移動平均線の傾きは?
【チャート分析】移動平均線のポイント①株価のトレンドは?
実際の株価(ローソク足)が移動平均線の上にあるのか下にあるのかを見るだけでも株価のトレンドを掴むことができます!
例えば2018年9、10月のZOZOの株価は5日、25日移動平均線を下回ることが多く、下降トレンドの真っ只中であることが分かりますね。
https://availability89.com/stockanalysis/japanese_stock/zozo/
【チャート分析】移動平均線のポイント②トレンドの強さは?
25日や75日など長期の移動平均線を使って株価のトレンドの強さを判断しましょう。
やり方は至極かんたん、移動平均線の傾きの大きさを見るだけです。
ZOZOはここ1ヶ月でゆるやかな下降トレンドに巻き込まれていることが分かりますね。購入を検討中の方はトレンドが反転したあたりで買いましょう!
【チャート分析】移動平均線のデメリット
移動平均線のデメリット:株価に遅れて動く
定義から分かるように、移動平均線とは当日から過去に遡った場合の株価の平均値を表したグラフです。
つまりチャート上に出現するのは『過去の株価の動きに基づいたトレンド』であり最新のトレンドではありません。
株価が上がれば遅れて移動平均線も上がる。逆も然りです。
当然、テクニカル指標の中には上記の欠点を補完した指標も存在しますが、現時点では単純平均の移動平均線は最新のトレンドを反映していないことを頭に入れておいて下さい。
【チャート分析】移動平均線が見やすい証券会社
楽天証券、GMOクリック証券などいろいろ使ってみたところ、チャートがいちばん見やすいのはマネックス証券ですね。
口座を開設するだけでチャートは見放題、会社の基本情報が凝縮された四季報も読み放題ですよ。合わせてどうぞ。
https://availability89.com/stock-market/securities-company/monex/
【チャート分析】移動平均線まとめ
●移動平均線とは:一定期間の株価の終値の平均値を折れ線グラフにしたもの
●移動平均線の定義:X日の移動平均線 = 過去X日間の株価の終値の合計 ÷ X
●移動平均線でチェックすべき2つのポイント
- 株価のトレンドは?:ローソク足は移動平均線の上にある?下にある?
- トレンドの強さは?:移動平均線の傾きは?
●移動平均線のデメリット:株価に遅れて動く
ローソク足と移動平均線さえ読めればテクニカル分析マスターへの峠は超えたもの。
チャートを読んで日々の値動きを楽しみましょう。
チャート分析と合わせて財務分析を活用して投資に挑戦してみたい方には『株式投資の教科書』がおすすめ。
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それではまた、株式市場でお会いしましょう。
すべての投資家達へ。なおころより。