株価のトレンドが転換する瞬間こそ、利益を確定するチャンス。
いち早くトレンド転換を見極めるために代表的なチャートパターンを習得しましょう。まずは代表格の『三角保ち合い』からスタートです。
本記事の結論:三角保ち合いとは
- 上値抵抗線と下値抵抗線が織りなす三角形のチャートパターン
- 右肩上がり、右肩下がり、真横の3種類が存在
- 三角形が閉じた後は上下どちらかにブレイクする
- ブレイクがトレンドの転換点
【チャート分析】三角保ち合いとは?
三角保ち合いとは
- 上値抵抗線と下値抵抗線が織りなす三角形のチャートパターン
- 右肩上がり、右肩下がり、真横の3種類が存在
三角保ち合いとは、上下の抵抗線を描くことで描かれる三角形のチャートパターンです。
右肩上がり、右肩下がり、真横の3種類が存在。
例えば右肩上がりは、上値抵抗線が平行、下値抵抗線が右肩上がりの時に発生。三角形の中で推移していた株価が外に抜ける、通称『ブレイク』時には株価は更に上昇する傾向にあります。
一方の右肩下がりの三角保ち合いはブレイク後に株価は下落。真横の場合は上下どちらに抜けるか予断を許しませんので注意が必要です。
【チャート分析】三角保ち合いのブレイクがトレンドの転換点
三角保ち合いのブレイク
- 三角形が閉じた後は上下どちらかにブレイクする
- ブレイクがトレンドの転換点
前章でお伝えした『ブレイク』ポイントこそがトレンドの継続・転換点として機能します。
例えば右肩下がりの三角保ち合いが発生して、株価が下にブレイクした場合は強い下落トレンドが続行するでしょう。
一方、長期的に見れば下降トレンドだった株価が、真横の三角保ち合いに突入、株価が上にブレイクしたとなると上昇トレンドへの転換点として機能する確率が高いと言えます。
多くの投資家が注視しているチャートパターンだけに、見逃すことがなければトレンドを予測する心強い武器となるに違いありません。
【チャート分析】三角保ち合いの具体例
ZOZO(3092)の株価を使って三角保ち合いを探してみました。右肩上がりの三角保ち合い、ブレイク後は一時的に株価が上昇していることが分かりますね。
いつでも綺麗な三角が描けるわけではありませんが、2本の線を引くだけなのでお手軽です!
https://availability89.com/tradingview/outline/
【チャート分析】三角保ち合いまとめ
本記事の結論:三角保ち合いとは
- 上値抵抗線と下値抵抗線が織りなす三角形のチャートパターン
- 右肩上がり、右肩下がり、真横の3種類が存在
- 三角形が閉じた後は上下どちらかにブレイクする
- ブレイクがトレンドの転換点
トレンドの継続・転換が予測できれば利益確保の難易度がぐっと下がります。
初心者がまず身に付けたいトレンドライン指標ですね!
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それではまた、株式市場でお会いしましょう。
すべての投資家達へ。なおころより。