ウェルスナビのデメリット
- ほったらかすと投資知識が身につかない
- リスク許容度を0にできない
- 最低投資額が10万円。初心者にとって少しハードルが高い
ほったらかし投資で年間6%のリターンを目標とするロボアドバイザーウェルスナビ。
特に、投資初心者に人気の高い商品ですが、果たして欠点はないのでしょうか?
実際に運用してみて気づいたデメリットをまとめてご紹介!
【ウェルスナビのデメリット】投資知識が身につかない
ブログでウェルスナビについて軽く言及したが、あれは資産運用ツールとしては完全に初心者用。ローリスク・ローリターンで形式的には「資産運用」をしていると言えるが、投資能力を高めるという点では裁量トレードには遠く及ばない。実践的なスキルは身につかない。
— Mr.Kabusky (@kabu_ism) 2018年9月21日
ウェルスナビのメリットでありデメリットであるのが自動売買システム。いわゆるほったらかし投資を可能にする点です。
投資家は10万円を入金して諸処の設定を済ませればノータッチでOK。勝手に資産が増えれば文句のつけようもありませんね。
一方で、投資に関する知識を身に付けることは難しいでしょう。運用中の投資家の中にはウェルスナビがどんな商品に投資をしているのかご存じない方も多いのではないでしょうか?
【ウェルスナビのデメリット】リスク許容度を0にできない
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— ナオユ@育児在宅ワーカー (@naoyunet) 2018年12月26日
入金後、唯一投資家に与えられた選択肢がリスク許容度の設定です。リスクレベルは1から5までの5段階。数字が大きくなるほどリスクが高くなる仕組み。投資家はスマホからでも簡単にリスク許容度を変更できます。
イケイケの上昇トレンドにおいては、どのリスク許容度であっても資産が増えること請け合いですが、下降トレンドに入った途端、損失が膨らむのを身を切りながら我慢するしかありません。
証券会社を使って投資家自身が取引できる場合は、全ての投資商品売却して現金にする、いわゆるリスク許容度を0にしてトレンド転換を待つことができますが、ウェルスナビではリスク許容度を1に下げるのが関の山。
トレンド転換の度に入出金指示を出せばいいのでは?との反論も予測されますが、そこまで細かな気配りが必要となると、もはや自動売買と呼べるのか甚だ疑問が残ります。
【ウェルスナビのデメリット】最低投資額が10万円
ウェルスナビが話題になってるけど、初心者を株式投資に引き寄せたのは素直にすごいと思う。
けど、最低投資額が10万円って冷静になると、高いよね。ある程度リテラシーある人ならいいけど、全くの初心者が始めるなら、ネット証券で数万円から始めるのもいいと思うな。手数料だって安いし。 https://t.co/rVmJgjjEpF
— 檸檬@Python勉強中 (@flog_lemon) 2018年9月23日
ウェルスナビの最低投資額は10万円。お金を動かしたことのない初心者にとっては多少なりとも痛みが伴うでしょう。
投資経験のある方なら宝くじやパチンコのように10万円が0円になってしまう確率はほとんどない、と直感で分かるもの。一方で初心者となると、銀行口座から10万円を引き出すことに躊躇してしまう方も多いことが予想されます。
この点だけを取り上げるなら1万円からスタートできる同サービスTHEO(テオ)に軍配が上がりますね。
【ウェルスナビのデメリット】まとめ
ウェルスナビの3つのデメリット
- ほったらかすと投資知識が身につかない
- リスク許容度を0にできない
- 最低投資額が10万円。初心者にとって少しハードルが高い
実際に運用してみることで見えてくるデメリットもありますね。
とは言え、上昇トレンドの只中に、10万円以上の余剰資産がある投資の知識を深める必要がない方にとってはぴったりの商品でしょう。
トレンドの転換に注意しつつ活用するのがおすすめです。
上昇・下降のトレンドが安定しない期間は
CREAL(クリアル)をはじめとした堅実な不動産投資やその他のほったらかし投資も選択肢に入れつつ資産を効率的に運用しましょう。
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それではまた、株式市場でお会いしましょう。
すべての投資家達へ。なおころより。