【#テクニカル指標図解シリーズ:サイコロジカルライン】
☑️n日間で株価が上がった日の割合
☑️サイコロジカルライン = n日間の内上昇した日 ÷ n × 100(%)
☑️変動範囲:0〜100%
☑️一般的に75%以上は買われすぎ、25%以下は売られすぎ
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— なおころ@ゆるふわ投資ブロガー (@Naokoro_) 2018年11月16日
株式の売買タイミングを見極めるテクニカル分析。
数あるトレンド指標の中で誰でもすぐに活用できる『サイコロジカルライン』を分かりやすくご紹介!
難易度が低く、投資初心者にもおすすめです!
本記事の結論:サイコロジカルラインとは
- サイコロジカルラインは投資家の心理を数値化した指標
- サイコロジカルライン = n日間の内上昇した日 ÷ n × 100(%)
- 変動範囲:0〜100%
- 一般的に75%以上は買われすぎ、25%以下は売られすぎ
- 変動幅は管轄外、RSIを合わせて使うとベター
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【チャート分析】サイコロジカルラインの定義
画像下部のサイコロジカルラインは投資家の心理状況を数値化したラインです。
具体的な計算式は以下の通り。一般的には12日間を使います。
サイコロジカルラインの定義
- サイコロジカルラインは投資家の心理を数値化した指標
- サイコロジカルライン = n日間の内上昇した日 ÷ n × 100(%)
- 変動範囲:0〜100%
例えば、12日間を計算期間とした場合、その12日間で6日は株価が前日よりも上がった場合は6勝6敗、サイコロジカルラインは50%ですね。同様に8勝4敗なら66%となります。
よって、サイコロジカルラインの変動範囲は0%〜100%(12日全敗なら0%)となり、その数値の大きさで買われすぎ、売られすぎを判定。簡単ですね!
【チャート分析】サイコロジカルラインの見方
サイコロジカルラインの見方
- サイコロジカルラインが75%以上は買われすぎ
- サイコロジカルラインが25%以下は売られすぎ
一般的には75%と25%が大きな壁と認識されています。
例えば計算期間が12日間の場合、9勝以上で買われすぎ、9敗以上負けていると売られすぎ。確かに75%以上の勝ちが続くと『そろそろ反転するんじゃないか』と考える投資家が増えるのも頷けます。
【チャート分析】サイコロジカルラインの弱点
最後に、サイコロジカルラインの弱点をひとつ。
それは単純な株価の勝敗だけを見ており、株価の変動幅は考慮していないことです。
つまり、1日1円程度の小さな上昇を10日繰り返した後に急落があった場合も『買われすぎ』判定が出てしまうのが難しいところ。
株価変動幅まで考慮するなら、別のオシレーター指標『RSI』を使いましょう。こちらは変動額を考慮して買われすぎ、売られすぎを判定してくれるのでより正確にトレンド転換を捉えることができます。
【チャート分析】サイコロジカルラインまとめ
- サイコロジカルラインは投資家の心理を数値化した指標
- サイコロジカルライン = n日間の内上昇した日 ÷ n × 100(%)
- 変動範囲:0〜100%
- 一般的に75%以上は買われすぎ、25%以下は売られすぎ
- 変動幅は管轄外、RSIを合わせて使うとベター
オシレーター系指標の基礎であるサイコロジカルライン。
初心者は最初にマスターしやすい指標です。さくっと投資家心理を読み取りましょう。
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それではまた、株式市場でお会いしましょう。
すべての投資家達へ。なおころより。