チャート分析

【チャート分析】RSIとは?定義や見方を分かりやすく解説

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テクニカル分析において市場の過熱感を評価するオシレーター系指標の代表格『RSI』を分かりやすくご紹介。

トレンド系指標と合わせて多角的な分析と参りましょう!

本記事の結論:RSIとは

  • 株の買われすぎ、売られすぎを評価する指標
  • n日間の上昇分の合計が上昇分と下降分の合計の何%を占めているかで評価
  • 買われすぎは70%以上
  • 売られすぎは30%以下
なおころ
なおころ
オシレーター系の指標はローソク足やトレンド系指標とは別のグラフに表示されます。
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【チャート分析】RSIの定義と計算式

  • RSIとは株の買われすぎ、売られすぎを評価する指標
  • RSI = n日間の株価の上昇幅の合計 ÷ (n日間の株価の上昇幅 + n日間の株価の下落幅)

つまり、RSIとはn日間の株価の値動きの中で、上昇した値が何%あるのかを示した指標であると言えるでしょう。

 

例えば25日分の株価の値動きを全て抽出して

上昇した日の値上がりした値を合計すると3,000円、

下落した日の値下がりした値を合計すると2,000円であった場合、

RSI = 3,000 ÷ (3,000 + 2,000) = 60%となります。

 

これは、過去25日の取引において対象企業の株を買った人が若干多かったことを示しています。逆にRSIが50%を下回ると売った人が多かったことが分かりますね。

次章では、オリジナル設計を具体例にRSIの動きを確認してみましょう!

https://availability89.com/stockanalysis/japanese_stock/original-design/

【チャート分析】RSIの具体例と見方

出典:トレーディングビュー RSI出典:トレーディングビュー RSI
  • RSIは70%以上で買われすぎ
  • RSIは30%以下で売られすぎ

RSIの目安は70%と30%であることを念頭に、オリジナル設計のRSIの推移を追ってみましょう。

最近では2018年8月下旬にRSIが70%を軽く超えて80%をも突破していました。当然、市場では「買われすぎだ」とのムードが広がり、下降トレンドへの転換点としても機能しています。

また、10月中旬にはRSIが28%をマーク。「売られすぎ」との思惑が広がり株価が反発しました。その後も順調に株価が伸びていますね。

RSIの30%、70%がともにトレンドの転換点としても機能していることが分かりました。

もちろん絶対的に機能する指標ではありませんが(8月下旬は80%を超えるまで下降トレンドに移行しなかったなど)、ひとつの判断材料として扱う分ありません。ぜひご活用くださいませ!

なおころ
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マネックス証券ならアプリで簡単にRSIを設定できますよ。

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【チャート分析】RSIまとめ

RSIとは

  • 株の買われすぎ、売られすぎを評価する指標
  • n日間の上昇分の合計が上昇分と下降分の合計の何%を占めているかで評価
  • 買われすぎは70%以上
  • 売られすぎは30%以下

株価の上がりすぎ、下がりすぎを評価するRSI。

かんたんな指標だけに、重要視している投資家も多いです。他の指標と合わせて、売買前にはしっかり確認しておきましょう。

 

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関連記事;株式投資の教科書 〜企業分析からチャートの読み方までまるっとマスター!〜

 

それではまた、株式市場でお会いしましょう。
すべての投資家達へ。なおころより。

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