サウザーラジオのベースとなる「金持ち父さん貧乏父さん」を読了。いちばん腹落ちしたのは金持ちと貧乏人のお金の流れの違い。いわゆる個人の貸借対照表から生み出した収入だけで生きていける人が資本家であると理解した。めちゃくちゃ良書。https://t.co/lZbydtnlqL pic.twitter.com/WXmPEPIuYY
— なおころ@投資ブロガー (@Naokoro_) 2018年4月29日
投資家の皆さまこんにちは、なおころ(@Naokoro_)です。
本日はVoicyでランキングを総ナメする
サウザーラジオのベース、
「金持ち父さん貧乏父さん」のレビューを。
Voicyってなんや?サウザーって誰や?って方々、
目からコンタクトレンズな体験ができること請け合いです。
https://availability89.com/others/osaka-seminar-day1/
金持ち父さん貧乏父さんの主張
投資家のバイブルとも名高い一冊。
結論から始めると、この本の主張は「金持ちになりたいなら資産を持て」となるでしょう。
言わずもがな、ここでの資産とは不動産や株式。
言い換えれば不労所得やポートフォリオ所得を指します。
投資家のみなさんなら、資産を持つ重要性は重々承知でしょうから深くは触れません。
とりあえず金持ちになりたければ
自分が働かなくても入って来るお金を増やしましょう。ってことが伝われば十分です。
https://availability89.com/stock-market/summary/asset-management/
金持ちと貧乏人のお金の流れの違い
全260ページの金持ち父さん貧乏父さんにおいて、
最も膝を打ったのが以下のお金の流れの違いでした。
簡単に解説してみましょう!
貧乏人のお金の流れ
個人の財務諸表を想像してください。
企業同様、貸借対照表や損益計算書を持っているとします。
つまりお金の流れに関して資産はなんの関わりも持っていません。
一方の損益計算書。収入となるお金は会社からもらう給料のみ。
そこから家賃・食費・交通費なんかが引かれて最後に残る利益(可処分所得)はわずか、となるのが定石です。
損益計算書のみに頼るとお金は貯まりませんね。。
金持ちのお金の流れ
さて、一方の金持ちのお金の流れはこんな感じ。
貧乏人との違いは貸借対照表を使って収入を稼いでいること、
つまり資産を持っているかどうかです。
不動産、株式といった資産を所有し運用することで損益計算書に家賃、配当といった収入が発生するのです。
明示的に書いてはありませんでしたが、資本家とは
「貸借対照表の資産から生み出した収入だけで生きていける人」であると捉えました。
金持ち父さんになるために
本書の著者であるロバートキヨサキは
金持ち父さんになるための方法についての記述も忘れていません。
結論は、ファインシャルインテリジェンスを高めることです。
ファイナンシャルインテリジェンスとは
4つの専門分野(会計力、投資力、市場の理解力、法律力)の知識からなりたつ金銭に関する知識のこと。
4つの分野について詳しく知りたい人はぜひ本書を手に取ってください。
ファイナンシャルインテリジェンスを高めることで
資産運用におけるリスクを低減することができます。
いわゆるハイリスクハイリターンを
ローリスクハイリターンに転換する技術が
ファイナンシャルインテリジェンスと言えるでしょう。
金持ち父さん貧乏父さんまとめ
- 金持ちになりたいなら資本を持て
- 貧乏人のお金は損益計算書しか通らない
- 金持ちのお金は貸借対照表から損益計算書へ
- ファイナンシャルインテリジェンスを高めよ
さすが、敬愛するサウザーさんのベースとなる一冊。
金持ちを志す全ての人類必読の書と言えるでしょう。
それではまた、株式市場でお会いしましょう。
すべての投資家達へ。なおころより。