財務指標

【財務指標】棚卸資産回転期間とは?定義や目安を分かりやすく解説!


商品を仕入れてから販売するまでの期間を評価する『棚卸資産回転期間』。

指標の定義や短縮方法を分かりやすく解説します!

企業の効率性分析、そして在庫リスクを評価する重要指標。しっかり理解しておきましょう!

なおころ
なおころ
回転率と回転期間の違いは別記事にて。結局のところ結論は同じです。回転率が高い、もしくは回転期間が短い方が効率的な経営状況であることを念頭に次章へどうぞ!
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【財務指標】棚卸資産回転期間の定義

棚卸資産回転期間の定義棚卸資産回転期間の定義

棚卸資産回転期間とは

棚卸資産回転期間とは、企業が商品(原材料)を仕入れてから販売するまでの速さを示す指標です。

特に大手企業ともなると、商品を仕入れたそばから全て売却できるわけではありません。一時的に在庫になることの方が多いでしょう。

そこで売上高に比例して増減する売上原価を分母に据えることで、各企業の売上規模に照らし合わせた在庫量を計測することが可能になります。

なおころ
なおころ
単純に在庫量だけ確認しても企業にとって過剰か過少か判断できません。仕入れの総量である売上原価を使って、ものさしを統一するイメージですね。

つまり、棚卸資産回転期間は『在庫が過剰になってないか』を評価する指標とも言えるでしょう。

なおころ
なおころ
もちろん、棚卸資産は少ない方が好ましいため、回転期間は短い方が望ましいですよ。
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【財務指標】棚卸資産回転日数の定義

  • 棚卸資産回転日数 = 棚卸資産 ÷ 売上原価 × 365

効率性の王道指標『CCC』を評価する際などに好んで使われるのが『棚卸資産回転日数』です。

これは棚卸資産が売上原価の何日分であるかを示した指標。

例えば棚卸資産が1000万円、1年間の売上原価が2000万円である場合、棚卸資産回転日数は

1000万円 ÷ 2000万円 × 365日 = 182.5日

となります。

つまり、約半年分の売上に必要な在庫がすでに手元にあることを意味しており、肌感覚で言えば在庫を抱えすぎな印象です。

以上のように、棚卸資産回転日数を使えば、何日分の売上に匹敵する在庫をすでに抱えてしまっているかを把握することができるでしょう!

なおころ
なおころ
そんな棚卸資産回転期間(日数)、目安はどれくらいなのでしょうか?

【財務指標】棚卸資産回転期間の目安

  • 目安はない
  • 値の推移を確認すべし

棚卸資産回転期間(日数)は業界によって大きく異なります。

例えば足の速い生鮮食品を使う企業と賞味期限のない家電メーカーとでは大幅に数字が違うであろうことは簡単に推測されますよね。

やはり効果的なのは同じ企業の複数年の棚卸資産回転日数を確認することです。

値の推移を確認することで在庫リスクが高まっているのかどうか、また、商品別の在庫や原価も確認できるなら売れ筋商品、死に筋商品の検討もつくでしょう。

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【財務指標】棚卸資産回転期間を短くする方法

  1. 棚卸資産を減らす
  2. 売上原価を増やす

棚卸資産回転期間は棚卸資産と売上原価によって計算されるため、当然どちらかの変数を操作する必要があります。

狙いどころは棚卸資産の削減でしょうか。

売上高と強い関係を持つ売上原価の大幅な拡大は在庫リスクを高めてしまうため、棚卸資産回転期間の短縮として考えられる第一歩は、『売上高(売上原価)はそのままに棚卸資産を減らせないか?』。

要するに、現在の売上高を保ったまま、どうにか在庫を圧縮できないかを考えましょう!

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【財務指標】棚卸資産回転期間まとめ

棚卸資産回転期間とは

  • 棚卸資産回転期間 = 棚卸資産 ÷ 売上原価
  • 棚卸資産回転日数 = 棚卸資産 ÷ 売上原価 × 365
  • 商品を仕入れて販売するまでの期間(日数)
  • 目安はない。値の推移を確認。
  • 棚卸資産の圧縮による短縮が望ましい

商品を仕入れてから販売するまでのスピードを評価する棚卸資産回転期間。

各企業の複数年の値を確認して在庫リスクを推し量りましょう!

 

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それではまた、株式市場でお会いしましょう。
すべての投資家達へ。なおころより。

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