【#テクニカル指標図解シリーズ:ボリンジャーバンド】
☑️標準偏差の概念を活用して確率的に株価の振れ幅を予測
☑️標準偏差は平均からの距離の大きさ
☑️±2σ内に値が含まれる確率は約95%
☑️株価が±2σを超えた場合は異常(反発が期待される)
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— なおころ@ゆるふわ投資ブロガー (@Naokoro_) 2018年11月10日
株式の売買タイミングを見極めるテクニカル分析。
数あるトレンド指標の中で人気の指標『ボリンジャーバンド』を分かりやすくご紹介!
確率の世界に足を踏み入れ、トレンド転換を予測できるようになりましょう。
本記事の結論
- ボリンジャーバンドは確率を基準に株価のトレンド転換を予測する指標
【チャート分析】ボリンジャーバンドは移動平均線の標準偏差
- ボリンジャーバンドは確率を基準に株価のトレンド転換を予測する指標
【チャート分析】ボリンジャーバンドの基礎【標準偏差】
統計学の基本概念である『標準偏差』をご存知なら理解が早い。
簡単に言えば、標準偏差とは平均からの距離の大きさです。
標準偏差の目安
- ±1σ(シグマ)内に値が収まる確率は約68%
- ±2σ(シグマ)内に値が収まる確率は約95%
【チャート分析】ボリンジャーバンドの見方
例えば、標準偏差を使って考えると、株価が±2σ(シグマ)を超えるのは、5%以下の確率であり、言い換えれば、株価がかなり異常な状態です。
つまり、確率的に言えば、株価はおかしい値を取っているため、トレンドの転換として機能しやすい。株価が+2σ(シグマ)を超えると投資家は「異常なほど株価が上がっている。今から下がるだろう」と考えるわけですね。
実際にオリジナル設計(4642)の株価推移を見てボリンジャーバンドの見方を確認してみましょう!
https://availability89.com/stockanalysis/japanese_stock/original-design/
【チャート分析】ボリンジャーバンドの具体例
例えば2018年9月上旬に+2σ(シグマ)を突破した後に下降トレンドに転換。
同様に2018年10月下旬に-2σ(シグマ)を突破した後に上昇トレンドに転換したと予測されます。
±2σ(シグマ)が株価の「上がりすぎ」「下がりすぎ」ラインとして機能していることが分かりますね。
【チャート分析】ボリンジャーバンドまとめ
- ボリンジャーバンドは確率を基準に株価のトレンド転換を予測する指標
- ±1σ(シグマ)内に値が収まる確率は約68%
- ±2σ(シグマ)内に値が収まる確率は約95%
- ±2σ(シグマ)を突破するとトレンド転換として機能することが多い
確率的に株価が異常かどうか判断するにはもってこい。
チャート分析初心者におすすめのトレンド系指標です。
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それではまた、株式市場でお会いしましょう。
すべての投資家達へ。なおころより。