『IPOは儲かるって聞くけどそもそもどんな意味?』
といった疑問が解消される2分ばかりで読了できる記事です。
IPO投資に挑戦する前に、まずは定義や目的を確認しておきましょう!
本記事の結論:IPOとは?
- IPOとはInitial Public Offering(新規公開株式)の略
- 今まで上場していなかった企業が証券取引所に上場すること
- 誰でも対象企業の株式を売買できるようになる
- IPOの主目的は短期的かつ大規模な資金調達
- IPOによる資金調達方法は公募と売出しの2種類
https://availability89.com/ipo/softbank-opening-price/
【IPOとは】企業が新規に株式を公開すること
IPOとは
- IPOとはInitial Public Offering(新規公開株式)の略
- 今まで上場していなかった企業が証券取引所に上場すること
- 誰でも対象企業の株式を売買できるようになる
IPOとは企業が新規で株式を公開すること、つまり証券取引所に上場することで誰でも対象企業の株式を売買できるようになる状態を指します。
未上場企業の株式は、社内の人間など非常に限られたメンバーのみが保有しているのが通例ですが、IPOを実施することで株式市場での売買が可能に。不特定多数の投資家がいつでもアクセスできるようになります。
【IPOとは】株式を公開することの目的は?
IPOの3つの目的
- 短期的かつ大規模な資金調達
- 知名度の向上による優秀な人材の確保
- 企業ブランドの拡充に伴う事業の発展
IPOの目的として第一に考えられるのが資金の調達。証券取引所に上場することで、機関投資家から個人投資家まであらゆるマネーを受け入れることが可能になります。
企業の期待値次第ではありますが、テンポよく大規模な資金を調達することができるのがIPOの魅力ですね。
加えて、企業の知名度やブランド力の向上も期待できるでしょう。ひいては優秀な人材の確保や事業の多角化など、副次的な効果の枚挙にいとまがありません。
【IPOとは】公募と売出し2つの資金調達方法
IPOによる2つの資金調達方法 | ||
公募 | 売出し | |
株式 | 新規に発行したものを売り出す | すでに発行済の株式を売り出す |
対象 | 不特定多数の投資家 | |
資金の 流入先 | 発行企業(自己資本が厚くなる) | 創業者など上場前からの大株主(創業者利益となる) |
IPOによる資金調達方法は大きく2種類。公募と売出しに分類されます。
公募は新規に発行した株式を投資家に買ってもらう方法。会社の資金調達にもってこいですね。
もう1つは売出し。大株主が上場前から保有していた株式が市場に売り出され、投資家に買ってもらう方法。会社の資金に充てられると言うよりは、大株主たちの利益確定につながることがほとんど。
当然、IPO募集金額において売出しの割合が多いと、投資家に煙たがられることも少なくありません。
【IPOとは】公開株との違いは?
IPO株と公開株の違い | ||
IPO株 | 公開株 | |
購入する タイミング | 上場前 | 上場後 |
購入できる 投資家 | 抽選で当選した 投資家のみ | 誰でもOK |
値上がりの 可能性 | 高い(初値が高くつく可能性が高い) | 銘柄や売買タイミング次第 |
新規上場する企業の株を、他の投資家よりも一歩先に手に入れることができるのがIPO投資の魅力。
上場初日の最初につく株価、いわゆる『初値』はIPO投資によって事前に取得した公募価格を上回る可能性が非常に高いため、10倍以上の応募倍率も珍しくありません。
【IPOとは】まとめ
本記事の結論:IPOとは?
- IPOとはInitial Public Offering(新規公開株式)の略
- 今まで上場していなかった企業が証券取引所に上場すること
- 誰でも対象企業の株式を売買できるようになる
- IPOの主目的は短期的かつ大規模な資金調達
- IPOによる資金調達方法は公募と売出しの2種類
それではまた、株式市場でお会いしましょう。
すべての投資家達へ。なおころより。