- 国内企業の財務分析をしたい!
- 企業の財務情報をまとめた有価証券報告書のダウンロード方法が知りたい!
そんな投資家・アナリスト・就活生のあなたへ。EDINETと呼ばれる無料のWEBサービスを強くおすすめします。
これさえあれば「無料」で「国内のすべての上場企業」の「有価証券報告書」を取得可能(PDFでのダウンロードもOK)!
本記事ではそんなEDINETの使い方をわかりやすく解説します。無料なのでぜひ使ってみてください!
関連記事:EDINET|エディネットの使い方|ファンダメンタルズ分析活用術
EDINET(エディネット)とは?有価証券報告書のデータベース
EDINET(エディネット)とは金融庁が管理する金融商品取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システムであり、Electronic Disclosure for Investors’ NETworkの略称です。
簡単に言えば有価証券報告書(企業の事業・財務情報をまとめた書類)のデータベースとして活用されており、保守点検時間をのぞいて365日24時間稼働しています。
情報量は莫大の一言。もちろん無料で使い放題!
有価証券報告書には事業の好不調や財務状況が詳しくまとめられています。中でも注目なのは財務諸表。
有価証券報告書の中には財務諸表を構成する貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書とその他の書類がすべてまとめられています。
時間が許せばそれらの書類を読み込むことで企業の様子を見極めることができますよ。百聞は一見にしかず、まずは好きな企業の有価証券報告書を眺めて見るのがおすすめです。
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EDINET(エディネット)の使い方をわかりやすく解説
本章ではEDINET(エディネット)にアクセスして該当企業の財務諸表を閲覧するまでの流れを画像を使ってわかりやすく解説します。
EDINET(エディネット)の使い方
- EDINET(エディネット)公式サイトにアクセス
- 検索窓に調べたい企業の名前を入力
- 「有価証券報告書」をクリック
- 「第5章 経理の状況」までスクロール
- 読みたい該当書類をクリック
1. EDINET(エディネット)公式サイトにアクセス
まずはEDINET公式サイトの書類検索ページにアクセスしましょう!
以下の画像のようなページが出力されていればOKです。
2. 検索窓に調べたい企業の名前を入力
EDINET書類検索ページの一番上にある入力窓に企業の名前を入力しましょう!
3. 「有価証券報告書」をクリック
正しい企業名を入力できていれば下記の画像の様な検索結果が出力されるはず。
提出書類列の「有価証券報告書」をクリック。同時に3ヶ月単位で提出される「四半期報告書」も出力されていますが、1年間の詳しい報告書が読みたい場合は有価証券報告書を開きましょう。
ちなみに、画像右には「PDF」ボタンも見えますね。有価証券報告書をPDFでダウンロードしたい場合はこちらをクリック!
4. 「第5章 経理の状況」までスクロール
有価証券報告書を開いたら提出本文書をずっと下にスクロール。「第5章 経理の状況」でストップしてください。
お目当の財務3表(貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書)が見つかります。
5. 読みたい該当書類をクリック
「第5章 経理の状況」までたどり着いたあとは読みたい財務諸表をクリックしましょう。画像は貸借対照表(BS)の情報です。慣れてしまえば1分以内にお目あての決算情報を取得できます。
以上がEDINET(エディネット)にアクセスして該当企業の財務諸表を閲覧するまでの流れでした。お気に入りの企業で試してみてくださいね!
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EDINET(エディネット)の使い方ガイド | まとめ
- EDINETとは金融庁が運営する企業の決算書をまとめたサイト
- 会員登録の必要なし(無料で誰でもOK)
- 24時間365日使用可能(保守点検の時間帯以外)
- 企業名を入力し有価証券報告書を閲覧して財務諸表の情報を取得できる
本記事では、EDINET(エディネット)の概要と有価証券報告書を取得するまでの流れを簡潔に解説しました。
企業研究や財務分析をする際にはぜひ使ってみてください!